米国時間の2021年10月19日・・日本では、10月20日に入ってましたが、話題のGoogle Pixel 6、Pixel 6 proの発表等が行われ、これに同期をとって、Android 12・・いわゆる2022年主力Googleのスマートフォン向けOSの既存ユーザ向け大規模アップデートの配布が開始されました。
対象となるのは、まずは、Google Pixelシリーズが対象です(アップグレードサポート期間に設定されているPixelのみが対象)。
キャリアからスマホを購入した場合は、キャリア経由でそのうち通知がくるものと思います。
筆者のスマホはPixel 4a sim freeですので、無論アップグレードの対象となります。昨晩リリースされたばっかりのAndroid 12大規模アップデートを自らのスマホに適用するのは、かなりリスキーであり、特にプライベートで使用しているiPhone 12 miniならともかく、仕事用で使用しているPixel 4aに対して適用となると若干怯みましたが、ちょうど、y!mobileからUQモバイルにMNPをかけている最中なので、何か起きたらiPhone 12 miniに全引っ越しすればよいか・・とあんちょこに考え、人柱になる事にしました(笑。。
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Android 12移行後のfirst impressionとして、フォントを変えたんでしょうか・・見やすくなってますね。また通常操作で戸惑う事はほとんど無く、また最も恐れていたPixel 4aのレスポンスはAndroid 11の頃とあまり変わりません。もっさりとはせず、快適に動作します。操作性は随分よくなりました。ホームで指長押しで表示されるメニュー(Linuxならデスクトップメニューと言っちゃいそうですが)で設定できるのは、”ホームの設定”、”ウィジェット”、”壁紙とスタイル”・・比較的よく使う設定項目をまとめています。
ちなみに上記スクリーンショットでは”ウィジェット”を使う事によって、ウィジェットとしてアナログ時計とGoogle Mapをホームに表示させています。Google Mapウィジェットを表示させてるのは、近辺のレストランや、コンビニがすぐにMapとして表示できるため・・これは結構重宝します。
ホームで気になったのは、以下の赤矢印の先の透けたアイコンぽいもの・・恐らくこれがフローティングアクションボタンだろうと思うんですが・・これが最初は、カメラアイコンとかぶっていて、中々押せない(カメラアプリが起動してしまうので)。
良く使う機能群っていった所でしょうか。上記スクリーンショットの下部右側の矢印を押下するとあと3種類の機能項目(クイック設定、通知、スクリーンショット)が表示されます。ちなみにフローティングアクションボタンは長押しで移動可能なため、位置をずらし、カメラアイコンとだぶらないようにしました。
次にホームで下方向にスワイプしてホーム上部に表示されるクイック設定はどうなってるかと言えば・・まず4種類の設定と通知欄という構成・・。
このあたりを少なくとも押さえておけば、使用上そんなに困る事もないものと思います。
さて、次に、Android 12の新機能に関して、紹介していく事とします。
1.Material You
やはり今回のAndroid 12の新機能の目玉としてはMaterial Youだろうと思います。いわゆるAndroidのデザイン変更としては今までで最大のもの・・これを実現するfunctionalityがMaterial Youとなります。これは壁紙の色合いに合わせてアプリの色合いを変えるっていう感じですね(ただし現在の所一部のGoogle謹製アプリのみが対象)。またベータ機能として搭載されていますが、アイコンの色調・テーマも変える事が出来ます(壁紙に合わせて)。
例えばホームの壁紙を緑系の壁紙に変え・・
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ホームのアプリ(ここではウィジェット)及びアイコンが緑系(これもGoogle謹製アプリが対象)のものへ変わります。ちなみに、ホームとスクリーンロック時の壁紙を変えるとどうなるんだろうって事でやってみると・・
当然のごとく、赤色系のロック画面に表示される時計ウィジェットは赤色系に代わります。
結構、このあたりは強化されてきました。昨今のマルウエア等の悪行に対応するための一手という所でしょうか。。
これはいいかも(笑。。
で・・拡大されるっていう流れ。
ふむ・・結構面白いかも。。
2.プライバシー保護
カメラ・マイク使用時には、ステータスバーの通知欄右端に緑色のインジケータが表示されるようになっています。自分の知らぬ間にカメラ等が使用されている場合はこれでわかります。またカメラや、マイクを使用不可とする事も可能・・。
権限マネージャを使えば、アプリ単位のアクセス権限コントロールも行えます。
新しい機能性としてプライバシーダッシュボードを搭載しており、これにより、プライバシー情報にアクセスしたアプリや、カメラ、マイクにアクセスしたアプリの確認が行えるようになっています。これは◎です。
3.スクリーンショット
スクリーンショット機能ではキャプチャー範囲の指定が行えるようになっています。この機能を使えば例えば画面表示サイズを超えてWebページ等/1ページ全体のスクリーンショットを取得・保存する事も可能です。
4.拡大機能
いわゆる虫眼鏡機能です。
拡大ショートカットの右側ボタンを右方向にスライドし・・
拡大方式を指定・・で・・拡大されるっていう流れ。
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5.まとめ
健全進化といった所でしょうか。Material Youは面白い。プライバシー保護は◎。スクリーンショットもいけてる。ただし、まだバグとかはわかりません。もう少し長く使ってみないと・・流石に。。
Material Youにより外観のイメージを大きく変えてきたAndroid 12。iPhoneを主に使っている筆者も、次回機種変する時は、Androidスマートフォン一本にしてみようかな・・と思ってしまう出来でした。
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