最新Xfce 4 14の新機能を見る!〜sparkylinux 2019.09 Xfce edition・・Debian testing "Bullseye" ベース/New! Xfce 4.14搭載。
sparkylinux 2019.09・・Debian testing "Bullseye" ベース・・気の早い事なんですが、Buster stableベースが出て間もなくsparkylinuxは、semi-rollingタイプとしてDebian testing "Bullseye" ベースのsparkylinux 2019.08(当初sparkylinux 6と呼ばれていたものです。予告どおり名称を変えてきましたね。)をリリースしました。さすがにこれは筆者も危ないと感じてセットアップはしませんでしたが、この1ヶ月後にXfce 4.14を搭載したsparkylinux 2019.09が出てきましたので、今回は・・という事でセットアップし、Xfce 4.14の最新機能を試して見ることにしました。
Xfce 4.14はリリースされたばっかりのXfceの最新版。sparkylinux 2019.09 Xfce-editionで採用されましたが、現在のところ、直近では、Xubuntu 19.10、MX Linux 19.0等において採用予定となっています。
久しぶりのDEたるXfce環境のエンハンスという事もあって、注目を集めているXfce 4.14ですが、はでな機能拡張というよりも使い勝手の向上という点で一般ユーザーにはメリットがあるものと考えています。
さて、sparkylinux semi-rollingに関してですが、Debian testing "Bullseye" をベースとしている事もあり、アップデートは毎日のように結構あるって事で安定性を期待している場合は使用しちゃだめなdistributionです(笑。。安定性を望む場合、sparkylinux 5.8 lxqt or xfce editionを選択すべきです。あくまでも最新機能を試すという点では良いのですが、流石にBusterがstableに切り替わったばかりのこの時期のdebian testingは結構危ないので、もう少し時間がたってから触るっていうのが鉄則です・・の割には今の所安定度は高い感じですけど。
と・・言うことで今回は、sparkylinux 2019.09 semi-rolling Debian testing "Bullseye" ベース Xfce 4.14 editionに関して取り上げます。
1.概要
1)ベース:Debian testing "Bullseye"
2)デスクトップ環境:Xfce 4.14(New!)
3)カーネル:5.2.0-2
meltdown/spectre等HW脆弱性対応度は。。
サマリーのみのスクリーンショットですが、まず問題の無いレベルです。
2.インストール
インストールは今までのsparkylinuxのインストール方法を踏襲します。流れを以下に。。
1)インストールメディアでブート時にlanguageとしてJapaneseを選択しブート
2)インストーラーをキックしインストール
いつものように本体及びブートローダーのインストール先は環境依存のため参考になりません。
3.初期設定
初期設定も今までのsparkylinuxの方法を踏襲します。初期設定が完了すればメニュー等の日本語化残処理及び、日本語input method(fcitx-mozc)の設定も完了。。インストール→リブート後、初期設定windowが立ち上がりますので、これに従って処理を進めていくだけ。
logout/loginでfcitx-mozcによる日本語入力が可能になります。
4.Xfce 4.14の新機能に関して
Xfce 4.14の基本設定はXfce 4.13、4.12と流れは一緒ですので割愛です。
ワークスペース(仮想デスクトップ)の増減、コンポジットマネジャーの設定等若干画面構造が変更されている箇所がありますが、同じですね。考え方は。
ここではXfce 4.14の新機能をいくつか紹介していきます。
1)デスクトップに表示するアイコンの位置及び整列方向に関して
これは割に面白いんですが、デスクトップに表示させるアイコンの並び方向を縦方向、横方向に指定可能となった事。アイコンの並び開始位置をデスクトップの各隅に指定可能となった事が挙げられます。
例えば、デスクトップ上のアイコンの右下隅縦整列を右上隅横整列に変更するには”デスクトップの設定”→”アイコン”→”アイコンの切り替え”から以下のような設定にします。。
2)タスクスイッチャー
これはAltキー+Tabキーで切り替えられます。。
他マルチモニター使用時の設定等がありますが、地味に使いやすくなっています。
4.評価
sparkylinux 2019.09 Xfce editionの評価は・・
軽快性:A、機能性:A、安定性:B〜B-(問題は起きてませんが、日々のアップデートの量が多すぎますのでstableと比較すると危ないです)、インストール・初期設定・基本設定の平易性:A
となります。
Xfce 4.14の評価は・・S。。シンプルだけど良いっていう感じ(笑。。
Xfce 4.14はリリースされたばっかりのXfceの最新版。sparkylinux 2019.09 Xfce-editionで採用されましたが、現在のところ、直近では、Xubuntu 19.10、MX Linux 19.0等において採用予定となっています。
久しぶりのDEたるXfce環境のエンハンスという事もあって、注目を集めているXfce 4.14ですが、はでな機能拡張というよりも使い勝手の向上という点で一般ユーザーにはメリットがあるものと考えています。
さて、sparkylinux semi-rollingに関してですが、Debian testing "Bullseye" をベースとしている事もあり、アップデートは毎日のように結構あるって事で安定性を期待している場合は使用しちゃだめなdistributionです(笑。。安定性を望む場合、sparkylinux 5.8 lxqt or xfce editionを選択すべきです。あくまでも最新機能を試すという点では良いのですが、流石にBusterがstableに切り替わったばかりのこの時期のdebian testingは結構危ないので、もう少し時間がたってから触るっていうのが鉄則です・・の割には今の所安定度は高い感じですけど。
と・・言うことで今回は、sparkylinux 2019.09 semi-rolling Debian testing "Bullseye" ベース Xfce 4.14 editionに関して取り上げます。
1.概要
1)ベース:Debian testing "Bullseye"
2)デスクトップ環境:Xfce 4.14(New!)
3)カーネル:5.2.0-2
meltdown/spectre等HW脆弱性対応度は。。
サマリーのみのスクリーンショットですが、まず問題の無いレベルです。
2.インストール
インストールは今までのsparkylinuxのインストール方法を踏襲します。流れを以下に。。
1)インストールメディアでブート時にlanguageとしてJapaneseを選択しブート
↓
2)インストーラーをキックしインストール
いつものように本体及びブートローダーのインストール先は環境依存のため参考になりません。
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3.初期設定
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logout/loginでfcitx-mozcによる日本語入力が可能になります。
4.Xfce 4.14の新機能に関して
Xfce 4.14の基本設定はXfce 4.13、4.12と流れは一緒ですので割愛です。
ワークスペース(仮想デスクトップ)の増減、コンポジットマネジャーの設定等若干画面構造が変更されている箇所がありますが、同じですね。考え方は。
ここではXfce 4.14の新機能をいくつか紹介していきます。
1)デスクトップに表示するアイコンの位置及び整列方向に関して
これは割に面白いんですが、デスクトップに表示させるアイコンの並び方向を縦方向、横方向に指定可能となった事。アイコンの並び開始位置をデスクトップの各隅に指定可能となった事が挙げられます。
"アイコンの切り替え"の箇所で設定します |
↓
↓
これはAltキー+Tabキーで切り替えられます。。
他マルチモニター使用時の設定等がありますが、地味に使いやすくなっています。
4.評価
sparkylinux 2019.09 Xfce editionの評価は・・
軽快性:A、機能性:A、安定性:B〜B-(問題は起きてませんが、日々のアップデートの量が多すぎますのでstableと比較すると危ないです)、インストール・初期設定・基本設定の平易性:A
となります。
Xfce 4.14の評価は・・S。。シンプルだけど良いっていう感じ(笑。。
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