10月17日リリース予定のUbuntu 19.10 "Eoan Ermine"・・9月26日、カーネルフリーズ、同日、全フレーバーと共にBetaがリリースされました。Ubuntu 19.10の今回の大きな目玉は、やはりルートファイルシステムとしてのZFSに対し、Ubuntuデスクトップをインストールする機能が盛り込まれるかどうか・・さらに、新zsysデーモンはどうなったか・・という点に絞り込まれます。
今回は、リリースされたばっかりのUbutu 19.10 Betaをインストールし、軽く検証を行ってみましたが、インストール時にどうもこのZFSルートインストールサポートに関しては機能として見当たりません。この段階で無いって事は、残念ながら、Ubuntu 20.0 LTSに持ち越しとなったようです。
さて、Ubuntu 19.10 Betaのカーネルですが、これは、5.3.0-12。カーネルは既にフリーズしているため、正式リリース版も同じです。
次にGnomeのバージョンですが、Ubuntu 19.04の3.32から3.34に上がり、ログイン直後のメモリー消費量に改善が見られます。
この程度の消費メモリならば、Xfce 4とそう大差ないため、結構イケてるんではないかと・・。
他、Gnome 3.34の特徴的な機能として、APPフォルダーが簡単に作れるようになった事。これはアプリケーション選択パネルにおいてドラッグ&ドロップでアイコンを重ねれば、アプリケーションの特性を見てフォルダー及びその名前が自動生成されような感じです。重ね合わせたアプリケーションはこのフォルダーに格納されます。iPadやiPhoneと同じようなoperationですね・・・これは。
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壁紙設定のパネルも変わりました。。これもGnome 3.34の拡張項目です。
日本語化等に関しては、今までと同様、手間いらず(iBus-mozcを使用した日本語入力を可能にするためにパネル上から簡単な操作が1回だけ必要ですが、これも今までの投稿内容と同じです)。
いよいよUbuntu 20.0 LTSに向けたUbuntu 19.xの機能拡張もこれで打ち止め。さて結果として来年リリース予定のUbuntu 20.0 LTSは、軽量化に加えZFSルートインストールサポートを含めた機能拡張がどうなっていくのか非常に楽しみな所です。何よりも軽くなっていってる事が筆者にとっては◎。
詳細は正式リリース後にまた。。
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