人気Linuxランキング!~本ブログの投稿記事のアクセス数から・・投稿後のアップデートも追記!




本ブログは昨年(2018年)11月にlivedoorblogから移籍っていう形で開始しましたが、今回は、ほぼここ1年間に投稿した記事の中でアクセス数トップ10を上げ、本ブログ内人気Linuxに関して探ってみようかと思います。併せて、トップ10を対象に、できるだけ記事の内容の中でアップデートが必要なものに関しては追記していきます。

ただし本ブログのサイドバーの”人気の投稿”のアクセス数集計期間は1週間ですので、本投稿記事のトップ10とは異なります。

今まで投稿した記事数は92。投稿してきたLinuxは、Debian及びDebian base、Ubuntu及びUbuntu base、Arch base(Manjaro及びManjaro baseを含む、Arch自体は含まない)、他Fedora、Solusに関して・・という形になっています。

ランキング紹介は逆順で..(10番目から)。また以下順位横のLinux名をクリックすると該当記事に飛べるようにしています。


10位:Debian 10 "Buster" Xfce edition

2019年初夏は、BusterがDebian stableとなり、Debian 10の主要デスクトップ環境をWifi経由でネットインストールするための手順を書きましたが、その中で唯一このDebian 10 "Buster" Xfce editionが10位に入ってきました。Debian 10本体に関する投稿記事の中では本Xfce editionに次いでLXDE editionがアクセス数が多いという結果になっています。

やはり、バランスの良いXfce editionの人気が高いわけですが、次いで、軽快性に特化したLXDE editionの記事が人気というのも予想通りの結果です。Debian 10 Xfce editionのWifi経由インストール&設定の難易度は低くないため、できるだけポイントを押さえ抜けがないような内容構成にしています。

9位:ArcoLinux 18.12.7

2018年の年末にリリースされたArcoLinux 18.12.7(Archベース、デスクトップ環境はXfce 4)の設定を日本語化を含めて割に詳細に記述してみました。投稿自体は2019年1月頭ですがインストールの流れや初期設定箇所は概ね最新ArcoLinuxでも使えます。
ただし、ArcoLinuxに関しては2か月単位でリリースされてきているため、そろそろ最新のArcoLinuxを題材にリライトする予定です。

8位:Ubuntu 18.04 LTSサポート期間の延長

Ubuntu 18.04 LTSのサポート期間延長(5年→10年)に関する所見をまとめたものです。Linuxの設定自体に関する記事では無いものの、非常にアクセス数が多く書いた本人もびっくりした記憶があります。この手の記事も今後増やしていく予定です。

7位:Linux Mint 19.2 "Tina" Cinnamon 4.2.3

これは2019年8月に書いたばかりの記事ですが、アクセス数が急伸しています。あまり今までCinnamon editionを取り上げてこなかったため若干細かく記載してみました。CinnamonはMintのために開発されたデスクトップ環境のため、いつもより力を入れて記載内容を構成しています。

6位:Zorin OS 15 Core

遅れに遅れたUbuntu 18.04 LTS系の大物Zorin OS Core 15に関する記事となります。
デスクトップ環境は、Gnome 3.30であり、Ubuntu 18.04 LTS系の3.2xを採用していない所がみそです。
すなわちGnome 3.30を採用する事によって大幅な軽量化を図っている所が特徴的な所です。独自のgnome shell extension等に関しても投稿内容に含めてみました。

5位:Voyager 10 Debian Buster

これも2019年8月に書いたばかりの記事ですが、同様にアクセス数が急伸しています。
VoyagerのDebian 10 "Buster" stableベース、デスクトップ環境はGnome 3.30、ディスプレイサーバーはWaylandという事でインストール&設定(日本語化残処理含む)に加え、注意事項も記載し、設定途中で、はまっちゃわないような内容構成にしています。

また、面白い事に6位、5位と続けてGnome 3.30環境のLinux distributionがランクインという結果になっています。もっともZorin OS coreとVoyager 10の機能追求の方向性は異なりますけど。。

4位:Peppermint 10 

Ubuntu 18.04.2ベースとして登場してきたクラウド型軽快Linux Distribution。デスクトップ環境はXfce4とLXDEのあいのこ、よって各種設定Windowは独自。クラウドアプリを駆使して使い勝手や、機能性を上げるタイプとなっており、毎年筆者の勝手なLinuxランキングの中では上位に入ってきます。設定に注意が必要なDistributionですが、完成後のデスクトップは俊逸です。
尚、Ubuntu 18.04.2ベースとなった事からHWEは適用済みとなっており、Ubuntu 18.04.3リリース後にアップデートすればHWEの継続適用がなされます(カーネル、Xスタックが上がります)。

3位:Q4OS 3.6 testing Trinity

何故か今になってアクセス数が急伸中のDebian testing(Buster)ベース。軽快なTrinity editionを取り上げていますが、内容が既に古くなっているため、使えない記述内容が含まれます( ^^;。。
既に最新Q4OS 3.8 Trinity Debian 10 "Buster"ベースの記事を投稿しているため、これを見ていただいた方が良いです(以下本ブログのリンク)。
・インストール編
https://www.linux-setting.tokyo/2019/07/q4os-38-centaurus-debian-10-buster.html
・設定編
https://www.linux-setting.tokyo/2019/07/q4os-38-centaurus-debian-10-buster_23.html

3.8は、3.6 Debian testing(Buster)ベースの時と比べるとインストール&設定が結構面倒になっていますので要注意って事で。

2位:Linux Mint 19.1 "Tessa" Xfce edition

ロングセラー中です。最新Linux Mint 19.2 Xfce editionでも内容は使えます。本投稿では、Xfce4上のいくつかの応用設定内容に加え、Peppermint 9のice ssb managerを使用したMS office online機能等定義を内容に追加し、あたかもこれらクラウドアプリがローカルアプリのような挙動で使用できる環境を作るまでのステップを記載しています。

ちなみにPeppermint 9ではなく、Peppermint 10で使用している最新のice ssb manager(バージョン6.0.6)の入手先は以下となります。
https://launchpad.net/~peppermintos/+archive/ubuntu/p10-release/+files/ice_6.0.6_all.deb

1位:MX Linux 18

堂々の1位は、Debian 9 "Stretch" ベースのMX Linux 18です。これもロングセラー中です。最新のMX Linux 18.3でも内容は使用できますが、MX Linux 18.3に関しては、peppermint 10のice ssb managerによるoffice online等機能定義や他アップデートを含めて別途投稿しているため、以下のMX Linux 18.3の投稿記事を見ていただいた方が良いです。

https://www.linux-setting.tokyo/2019/06/mx-linux-183-mx-linux-183peppermint.html

尚この際のpeppermint 10のice ssb managerのバージョンは6.0.3ですが、最新の6.0.6を入手したい場合は、以下から・・という事になります。

https://launchpad.net/~peppermintos/+archive/ubuntu/p10-release/+files/ice_6.0.6_all.deb

MXは軽快性に加え、機能性も◎です。Linux中上級者向けですが、かなり楽しめるLinux distributionとなっていますので、非常にお勧めの一本となります。

MX Linux 19 Debian 10 "Buster"ベースは、既にベータのフェーズとなっていますので、正式リリース後はまた取り上げる予定です。

上記はあくまでも本ブログ記事のアクセスランキングから見た人気度です。筆者のLinuxお勧めランキング(筆者の主観となります(笑)に関しては、年末~年始にかけて投稿します。

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