実を言うと、Debian 10 StableのLXQt editionを何度か試していましたが、インストール後の環境でnetwork managerとnm-trayがpre-installされておらず、wifi環境でのインストールは一旦、辞めにしました。手はない事はないんですが、要するに簡単にインストール&セットアップは無理・・という判断をいたし( ^^ ;。
と・・いう事でXfce editionを投稿した事もあり、投稿しない予定だったDebian 10 "Buster" stableベースsparkylinux 5.8 LXQt editionを急遽取り上げる事にしました。
LXQt editionは無論、sparkylinux 5.8のメインデスクトップ環境となります。
そもそも、sparkylinux 5.x ライン"Nibiru"はDebian Buster testingだったものがそのままDebian Buster stableに移行、Debian testing release(ローリング)の名称は、6・・ではなく、dateをベースとなるものに変更されます(Arch等と同等な名前付け・・sparky YYYY.MM等)。そして次のdebian 11 stableベースはsparky 6(Codename : Po Tolo)となる予定となっています。
では、早速、Debian 10 stable "LXQt" edition・・ではなく、Debian 10 stable base sparkylinux 5.8 LXQt editionにてBuster stableベースのLXQt環境を見ていくことにします。
1.概要
1)デスクトップ環境:LXQt 0.14.1/Qtバージョン:5.11.3
2)カーネル:4.19.0-15
meltdown/spectre等HW脆弱性対策対応度は。。
サマリーのみですが、問題のないレベル。無論MDSに対しても。。
2.インストール
インストールの流れ、及び初期設定、日本語化残処理に関しては、sparkylinux 5.8 Xfce editionと全く同じです。インストール時、自身のアカウントのパスワード構成も同様にルールが激しくなっています。
⇒https://www.linux-setting.tokyo/2019/07/sparkylinux-58-debian-10-buster.html
3.基本設定
ここはLXQtの主な基本設定項目に関して投稿を進めていきます。
1)透過処理
透過処理等のために、sparkylinux LXQt editionは、comptonをコンポジットマネージャーとして使用しますが、pre-install対象か否か、割に今まで変えてきています(pre-installされているeditionもあれば、ないものも存在します)。今回は、pre-install対象にはなっていないeditionとなります。
① Comptonのインストール
Synaptic等からsparky-comptonをインストールします。
② Comptonの設定
LXQtコンフィグレーションセンター→"LXQtセッションの設定"の中に"Compton"が表示されるようになりますので、これにチェックをいれ→開始ボタンを押下します。
2)デフォルトフォントの変更
デフォルトフォントに関しては、いつもの通り、fnts-noto-cjkをインストールしてこれをデフォルトフォントにします(この処理はオプションです)。
この設定箇所は実を言うと2つあります。
① LXQtコンフィグレーションセンター→LXQt外観の設定の"フォント"タグから。。
② LXQtコンフィグレーションセンター→Openbox設定マネージャー(Qtバージョン)の"フォント"タグから
FirefoxやLibreofficeのフォント変更は今まで何回か取り上げていますので割愛です。
3)デスクトップ上へのアイコン表示
LXQtコンフィグレーションセンター→デスクトップの"高度"タグから。
例えば以下のような感じ。。
軽快性:A、安定性:A、インストール・初期設定・日本語化残処理・基本設定の平易性:A、機能性:A-
こんな感じでしょうか。。sparkylinux 5.8 Xfce editionと同じレベルになっちゃいましたが、極めて高い評価です。
軽快性に関しては明らかにXfce editionよりも上ですが、体感ではそう大きな違いはありません。
LXQt デスクトップ環境を使いたいなら・・・筆者おすすめは、やはりこのsparkylinuxかも。長い間メインデスクトプとしてLXQtを採用している事もあり、また、安定度・軽快度◎ですので。。
ちなみに筆者のデスクトップは結構カスタマイズしてます。天気予報として、meteo-qtを使用。アイコンセットは標準から変え(変えるときに若干コツが必要です)、他のテーマも変更。conkyも表示させています。パネルは下部から上部へ・・表示場所を変更。さらに、peppermint 10のice ssb managerをインストールし、google calendar、office onlineをローカルアプリのように起動可能としています。
で・・出来上がったデスクトップが冒頭、末尾のスクリーンショット・・という感じです。
sparkylinux 5.8 Xfce editionも悪くありませんが、sparkylinuxを使うんなら、一度は触っておくべきeditionとなります。
と・・いう事でXfce editionを投稿した事もあり、投稿しない予定だったDebian 10 "Buster" stableベースsparkylinux 5.8 LXQt editionを急遽取り上げる事にしました。
LXQt editionは無論、sparkylinux 5.8のメインデスクトップ環境となります。
そもそも、sparkylinux 5.x ライン"Nibiru"はDebian Buster testingだったものがそのままDebian Buster stableに移行、Debian testing release(ローリング)の名称は、6・・ではなく、dateをベースとなるものに変更されます(Arch等と同等な名前付け・・sparky YYYY.MM等)。そして次のdebian 11 stableベースはsparky 6(Codename : Po Tolo)となる予定となっています。
では、早速、Debian 10 stable "LXQt" edition・・ではなく、Debian 10 stable base sparkylinux 5.8 LXQt editionにてBuster stableベースのLXQt環境を見ていくことにします。
1.概要
1)デスクトップ環境:LXQt 0.14.1/Qtバージョン:5.11.3
2)カーネル:4.19.0-15
meltdown/spectre等HW脆弱性対策対応度は。。
サマリーのみですが、問題のないレベル。無論MDSに対しても。。
2.インストール
インストールの流れ、及び初期設定、日本語化残処理に関しては、sparkylinux 5.8 Xfce editionと全く同じです。インストール時、自身のアカウントのパスワード構成も同様にルールが激しくなっています。
⇒https://www.linux-setting.tokyo/2019/07/sparkylinux-58-debian-10-buster.html
3.基本設定
ここはLXQtの主な基本設定項目に関して投稿を進めていきます。
1)透過処理
透過処理等のために、sparkylinux LXQt editionは、comptonをコンポジットマネージャーとして使用しますが、pre-install対象か否か、割に今まで変えてきています(pre-installされているeditionもあれば、ないものも存在します)。今回は、pre-install対象にはなっていないeditionとなります。
① Comptonのインストール
Synaptic等からsparky-comptonをインストールします。
② Comptonの設定
LXQtコンフィグレーションセンター→"LXQtセッションの設定"の中に"Compton"が表示されるようになりますので、これにチェックをいれ→開始ボタンを押下します。
↓
↓
以上で、透過処理等に必要なComptonのインストール&設定は終了です。2)デフォルトフォントの変更
デフォルトフォントに関しては、いつもの通り、fnts-noto-cjkをインストールしてこれをデフォルトフォントにします(この処理はオプションです)。
この設定箇所は実を言うと2つあります。
① LXQtコンフィグレーションセンター→LXQt外観の設定の"フォント"タグから。。
② LXQtコンフィグレーションセンター→Openbox設定マネージャー(Qtバージョン)の"フォント"タグから
↓
以上でデフォルトフォントの変更処理は終了です。FirefoxやLibreofficeのフォント変更は今まで何回か取り上げていますので割愛です。
3)デスクトップ上へのアイコン表示
LXQtコンフィグレーションセンター→デスクトップの"高度"タグから。
例えば以下のような感じ。。
↓
4.評価軽快性:A、安定性:A、インストール・初期設定・日本語化残処理・基本設定の平易性:A、機能性:A-
こんな感じでしょうか。。sparkylinux 5.8 Xfce editionと同じレベルになっちゃいましたが、極めて高い評価です。
軽快性に関しては明らかにXfce editionよりも上ですが、体感ではそう大きな違いはありません。
LXQt デスクトップ環境を使いたいなら・・・筆者おすすめは、やはりこのsparkylinuxかも。長い間メインデスクトプとしてLXQtを採用している事もあり、また、安定度・軽快度◎ですので。。
ちなみに筆者のデスクトップは結構カスタマイズしてます。天気予報として、meteo-qtを使用。アイコンセットは標準から変え(変えるときに若干コツが必要です)、他のテーマも変更。conkyも表示させています。パネルは下部から上部へ・・表示場所を変更。さらに、peppermint 10のice ssb managerをインストールし、google calendar、office onlineをローカルアプリのように起動可能としています。
で・・出来上がったデスクトップが冒頭、末尾のスクリーンショット・・という感じです。
sparkylinux 5.8 Xfce editionも悪くありませんが、sparkylinuxを使うんなら、一度は触っておくべきeditionとなります。
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