Ubuntuベースで、KDE Plasmaデスクトップ環境ならこれってぐらい過去はUbuntu baseの中でも知られた存在のNetrunner。。現在はDeian baseと、Manjaro baseの2つのリリースラインを持っており、今回は後者の最新版、Netrunner 2019.04 Rollingについて取り上げます。
ちょい珍しくManjaroベースであり、インストールメディアとしてはようやくベースラインがManjaro 18 "illyria”に。。これに伴って、カーネルも4.19に変更されています。
login直後の消費メモリは480MB~500MB程度。リソースの消費は激しくありませんが、デスクトップ環境が、KDE Plasma5となりますので、軽快性(いわゆる操作時の反応性)がずば抜けていい・・といわけにはいきません。Bluestarと同様、並の軽快性となります。
Manjaroベースという事もあり、初期設定、日本語化に関してはManjaroと同様・・なので、一般的なArchと比べれば、楽ちんにこれら処理を行う事ができます。
と・・言うことで、今回は、Netruuner rollingの最新版、Netrunner 2019.04 Rollingに関して、初期設定、日本語化残処理を中心に投稿を進めていきます。
1.概要
1)ベース:Manjaro 18 "illyria"
2)デスクトップ環境:KDE Plasma 5.15.4〜現時点での最新です
3)カーネル:4.19.34-1-MANJARO
ちなみに、meltdown/spectre HW脆弱性対応度は・・
言うまでもなく問題の無いレベルです。
2.インストール
これはmanjaroとおんなじ感じ・・
3.初期設定、日本語化残処理
これもmanjaroと同等な内容となります。
1)manjaro repositoryの最適化とシステムアップデート・アップグレード
ターミナルから・・sudo pacman-mirrors --fasttrack && sudo pacman -Syyu
2)日本語化残処理
これもmanjaroと同様・・・
①デスクトップ・アプリの日本語化
manjaro-setting-managerをキックし”言語パッケージ”を選択・実行
②日本語input method(fcitx-mozc)のインストール&設定
これもmanjaroと同じですが、KDE/qt5系デスクトップの事を考慮し、今回は、Bluestarと同様なものをインストールしています。
ターミナルから、sudo pacman -S fcitx-mozc fcitx-gtk2 fcitx-gtk3 fcitx-qt4 fcitx-qt5 fcitx-configtool
次に、.xprofileを、以下内容で自分のホームフォルダー直下に作成します。
logout/login→fcitx-mozcによる日本語入力が可能となります。
以上で、初期設定、日本語化残処理が終了します。
やはり、一般のArchベースと比較すると、手間はかかりません。
4.追加設定
次に追加設定のいくつかを。。
1)仮想デスクトップの設定
仮想デスクトップは初期状態で1枚になっています。これを増やすためには、KDEシステム設定→ワークスペースの挙動→仮想デスクトップから。。
2)フォントの追加導入及び設定と、ドックの導入&設定
これはお好みに応じてですが。。
筆者は、フォントとして、noto-fonts-cjk、ドックとして、latteドックを導入して設定しています。
①noto-fonts-cjkの設定(インストールは別途必要)
③latteドックのインストールと設定
ちょい珍しくManjaroベースであり、インストールメディアとしてはようやくベースラインがManjaro 18 "illyria”に。。これに伴って、カーネルも4.19に変更されています。
login直後の消費メモリは480MB~500MB程度。リソースの消費は激しくありませんが、デスクトップ環境が、KDE Plasma5となりますので、軽快性(いわゆる操作時の反応性)がずば抜けていい・・といわけにはいきません。Bluestarと同様、並の軽快性となります。
Manjaroベースという事もあり、初期設定、日本語化に関してはManjaroと同様・・なので、一般的なArchと比べれば、楽ちんにこれら処理を行う事ができます。
と・・言うことで、今回は、Netruuner rollingの最新版、Netrunner 2019.04 Rollingに関して、初期設定、日本語化残処理を中心に投稿を進めていきます。
1.概要
1)ベース:Manjaro 18 "illyria"
2)デスクトップ環境:KDE Plasma 5.15.4〜現時点での最新です
3)カーネル:4.19.34-1-MANJARO
ちなみに、meltdown/spectre HW脆弱性対応度は・・
言うまでもなく問題の無いレベルです。
2.インストール
これはmanjaroとおんなじ感じ・・
3.初期設定、日本語化残処理
これもmanjaroと同等な内容となります。
1)manjaro repositoryの最適化とシステムアップデート・アップグレード
ターミナルから・・sudo pacman-mirrors --fasttrack && sudo pacman -Syyu
2)日本語化残処理
これもmanjaroと同様・・・
①デスクトップ・アプリの日本語化
manjaro-setting-managerをキックし”言語パッケージ”を選択・実行
↓
![]() |
”パッケージのインストール”を押下 |
↓
↓
![]() |
不足分の言語パッケージが全てインストールされます。 |
②日本語input method(fcitx-mozc)のインストール&設定
これもmanjaroと同じですが、KDE/qt5系デスクトップの事を考慮し、今回は、Bluestarと同様なものをインストールしています。
ターミナルから、sudo pacman -S fcitx-mozc fcitx-gtk2 fcitx-gtk3 fcitx-qt4 fcitx-qt5 fcitx-configtool
次に、.xprofileを、以下内容で自分のホームフォルダー直下に作成します。
logout/login→fcitx-mozcによる日本語入力が可能となります。
以上で、初期設定、日本語化残処理が終了します。
やはり、一般のArchベースと比較すると、手間はかかりません。
4.追加設定
次に追加設定のいくつかを。。
1)仮想デスクトップの設定
仮想デスクトップは初期状態で1枚になっています。これを増やすためには、KDEシステム設定→ワークスペースの挙動→仮想デスクトップから。。
2)フォントの追加導入及び設定と、ドックの導入&設定
これはお好みに応じてですが。。
筆者は、フォントとして、noto-fonts-cjk、ドックとして、latteドックを導入して設定しています。
①noto-fonts-cjkの設定(インストールは別途必要)
③latteドックのインストールと設定
5.評価
機能性:A、インストール・初期設定・日本語化残処理の平易性:B+・安定性:A、軽快性:B+
といったところです。
今回のリリースのエンハンス項目としては・・
・ocs_urlパッケージもpre-installしていますので、Opendesktop.orgのホームからアイコン等を"install"ボタンを押下するだけでインストールできるメカニズムも提供しています。
・plasma teraksをKDEシステム設定に統合化しているため、より高度なデスクトップ設定をKDEシステム設定から可能としています。
・kvantumもpre-installの対象となっています。
・androidスマートフォンとの連携機能を提供するKDE connectもpre-installされており、使用できます。
メモリ消費量も抑えられており、安定性、機能性ともに申し分ない環境となっています。
インストール&設定等の平易性も○。またMS Office OnlineをローカルアプリのようにアクセスできるMS Office online機能もManjaroのrepositoryからインストール可能です。
やはりKDE Plasmaデスクトップ環境としては筆者一押し、おすすめの一本となります!。
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